2025/10/24

Nマウントと光学ファインダーについて思うところ

 NikonのDタイプレンズを使うためにはカメラのボディ内にレンズ駆動用のモーターが内蔵されている必要がある。Dタイプレンズにはオートフォーカスのためのレンズ駆動用のモーターが内蔵されていないのだ。そしてレンズ取り付けのためのマウントはNマウントでなくてはならない。となると現行機種ではD850だけが使えることになる。

最新のミラーレス機でも使えなくはないが、そもそもマウントが異なるのでZマウントからNマウントに変換するアダプターが必要になる。しかしミラーレス機にはモーターが内蔵されていない。それではレンズは取り付けられるもののオートフォーカスは機能しない。Nikon純正のアダプターではなくてアダプター専門のメーカー製でモーターを内蔵したものもあるようだが、使ってみた人の話ではいろいろ問題があるらしい。個人的にはそもそもアダプターを介してレンズを取り付けることに興味はないし、第一ダサイ。なので選択肢は最新のミラーレス機ではなく古いモーター内蔵のデジタル一眼レフということになる。そしてレンズの焦点距離をそのまま活かすのであれば35mm版フルサイズセンサーを搭載した機種に限られてくる。というわけで10年くらい使っているD800は最上のカメラといことになる……とまあ、たまたまそういうことになっただけの話だけれども。

ミラーレス機に食指が動かない理由のもう一つはファインダーが光学式ではない点。どんなに高精細でもデジタルに変換された画面をみるのと、直接レンズで覗くのではそもそも気分が違う。見える図像が精密かどうかの問題ではなくリアリティーの問題。デジタルカメラで光学式ファインダーを内蔵しているのは富士フィルムのXシリーズだけだろう。あとは外付けのファインダーくらい。外付けファインダーは無駄な出っ張りになって気分を害する。

フィルム時代に一番使っていたのはRICOH GR1。デジタル時代になってもGRは存在し続けているけれど、このGRシリーズにはファインダーが内蔵されていない。その上、センサーサイズが小さいのにレンズがデカい。ボディが小さくなってもレンズが大きくなってしまうのはデジダルカメラの最大の欠点だと思う。レンズを小さくしようと思うとセンサーサイズも小さくなってしまって、被写界深度が深くなる。絵面に味わいがなくなる。ならばスマホで十分だ。

フルサイズセンサーと光学ファインダーを搭載したコンパクトデジカメの出現をずっと待っている。

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