2025/05/05

ジウジアーロとD800の謎?

古い話だが、2012年に発売されたニコンのデジタル一眼レフカメラD800はすでにディスコンではあるものの、僕にとっては今でもお気に入りのカメラだ。性能はもちろんだが、そのデザインがカーデザインの巨匠、ジウジアーロの手によるものだというところにもある。だが以下のインプレスによる発売当時の記事ではNikonの担当者たちの話は少しニュアンスが違う。

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――D800のデザインはどのように決まったのでしょうか?

二階堂:D4はカーデザイナーのジョルジェット・ジウジアーロ氏によるデザインなのですが、基本的にはそのスタイリングイメージを踏襲しつつ、社内のオリジナルデザインになっています。

デザインを担当した二階堂豊氏。「気軽に持ち出して高画質の絵を楽しんで頂きたいですね」

松島:同時期のカメラはフラッグシップ機と同じようなデザインにして“ニコンとはこういうイメージ”という方向性をある程度持たせます。今回D4のデザインをジウジアーロ氏に作って頂いて、そのイメージに合わせて社内のデザイナーがデザインしています。

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これではデザインはNikonの社内デザイナーによるものということになるんじゃないのか。だが、ジウジアーロのデザイン制作会社「ITALDESIGN(イタルデザイン)」のHPにはD800の写真とともに以下のようなコメントが綴られている(以前はメインのページに掲載されていたが、現在は過去の作品というこことでアーカイブに移動していた)

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 未来の写真と動画のニーズに応えるべく設計された、ニコンD800は、かつてないレベルの深みとディテールを実現する新技術を満載し、放送品質の動画撮影に必要なあらゆる柔軟性を備えています。
 ニコンD800は、中判カメラに匹敵する描写力を備えながら、デジタル一眼レフならではの機動性も備え、独自の地位を確立しています。細部へのこだわりを求めるプロフェッショナルに、壮大なイメージを自由に創造する力を与えてくれます。
 このエキサイティングな発表には、業界初となる D800の特別仕様機、ニコンD800Eも含まれています。
 改良された光学フィルターを搭載したD800Eは、究極の解像度を求めるユーザーにとって、他に類を見ない選択肢となります。
 D4とD800はどちらも、ジウジアーロデザインとニコンの長年にわたるコラボレーションの新たなページを刻みます。(Google翻訳)









(イタルデザインのホームページから)

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Nikonの担当者はNikonのオリジナルデザインだとはっきりいっているが、イタルデザイン側は「D4とD800はどちらも、ジウジアーロデザインとニコンの長年にわたるコラボレーション」といい、自らのHPにイタルデザインの作品として掲載している。Nikonもイタルテザインも意味合いとしてはどちらも同じようなこと言っているともいえるが、なんだかすっきりしない。

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